本書のオリジナル版は、あのノーベル賞受賞者・山中伸弥教授がiPS細胞を発見するのに影響を受けた本だそうです。(参照:藤井聡太×山中伸弥 スペシャル対談(6) )
き、気になる〜..!!
実はオリジナル版も漫画版も以前読んだことがあったのに、内容がうろ覚え…(記憶喪失)という残念な私は、全く新しい気持ちで今回、漫画版を手にとってみました。
本書の半分は漫画、半分は補助説明文、という構成になっていて、大変読みやすく、大切なポイントが掴みやすかったです。
夢を叶えられないままだけど、特に不満のない日常を何となく送っていた主人公が、偶然出会ったユニークなマックスおじさん(発明家兼、実業家)に薦められた方法を試すことで、似たような毎日を繰り返していた人生を、新鮮で楽しいものへと変化させていく姿がシンプルに描かれていました。
第1章 試してみることに失敗はない
第2章 明日は今日と違う自分になる
第3章 偶然は発明の父
第4章 「この場で」「ただちに」始める
第5章 問題と「仲良く」なる
本書の根幹は「試してみる」ことの大切さを説き、論理的思考では辿り着けない「革新的な境地」へと辿り着く楽しみを教えてくれています。
「あの時、もし違う選択をしていたら、もっと違う人生だったかな?」
「特に大きな不満はないけれど、このままずっと今と同じことしていても、私大丈夫かな?」
過去の後悔や、未来への漠然とした不安を感じていたり、今のお仕事が楽しくない場合、本書は日常に彩りを与える方法と勇気を与えてくれるだけにとどまらず、「革新的な何かを生み出すことができるかもしれない!」という希望を与えてくれます。
重くなっていた腰を上げて、今すぐにでも色々と試してみたくなる、そんな明るい1冊でした。
”問題は才能のある無しでもなければ
勤勉かどうかってことでもない
コイン投げの達人ではないってことなんだいくら分析したってコイン投げの達人になんてなれないよ
一番大切なのは
毎日違う自分になるということ
これは『試すこと』を続けなければならないということだそして試すということは
あっちにぶつかり こっちにぶつかり
試行錯誤を繰り返しながらそれでもどうにかこうにか
手当たり次第にあれこれやってみるということなんだ覚えておいてほしい
何度となく”表”を出すコインの投げ手は
何度となく投げているのだということをそしてチャンスの数が十分にあれば
チャンスは君の友人になるのだということを”
”いろいろなことを試すことで「偶然=素晴らしいアイディア」に遭遇する機会が増えます。
そのアイディアを「宇宙からの贈り物」と捉えてつかまえるか、さして気にも止めずに目の前をすーっと通り過ぎさせてしまうかによって、その後の人生は大きく変わってしまうことでしょう。
まんがで変わる 仕事は楽しいかね?
▶︎ 2017年に1度、2021年に2度読んでいるのですが、「なるほど〜!」と読むだけで終わってしまい、日常に取り込めず😅
今回3度目の正直で巡り巡って読みましたが、私の中での線がようやくつながり、トライしよう!と重い腰が上がりました。
響くタイミングってありますね…!
オリジナル版も再読したいなと思いました。
Amazonのkindle Unlimitedで無料で読めます◎
仕事は楽しいかね?
仕事は楽しいかね? 2
仕事は楽しいかね?《最終講義》
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