今年に入ってスヌーピーの漫画を少しずつ読んでいますが、哲学的なセリフが出てきたり、それぞれ個性強めなキャラクターたちがのびのびと描かれていたりと、その魅力に遅ればせながら魅了されています。
ひょんなことからスヌーピーと禅を絡ませた本書「自分を受け入れるスヌーピー いろいろある世界を肯定する禅の言葉」の存在を知りました。
「スヌーピーと禅??」一見すると突拍子もない企画本ですが、ピーナッツのコミックキャラクター達を通して禅の世界を覗く、というコンセプトは、禅初心者の私のような人にとっては、良き入門書となりました。
スヌーピーのコミック翻訳者は谷川俊太郎氏で、お父様の谷川徹三氏は「茶の美学」を書かれているので谷川俊太郎氏も禅との関わりがある、というのが、本書の監修者で僧侶の枡野俊明氏の見解だそうです。
個人的には谷川氏とスヌーピーが禅的なのかは少々疑問が残りましたが、とはいえ興味はあってもどこから学べば良いのか分からなかった禅の世界がグッと身近に感じられたフレンドリーな一冊であったのは間違いありません。
前向きになれる禅の教えが、可愛いスヌーピー達と共に、コンパクトに読みやすい形でまとめられているので、禅に興味がなくても励まされそうです☺️
自分を受け入れるスヌーピー いろいろある世界を肯定する禅の言葉
▶︎ 今年発売された本書は、リシーズ2冊目だったのですね!
心をととのえるスヌーピー 悩みが消えていく禅の言葉
▶︎ シリーズ1冊目はこちらでした!
Snoopy Comic Selection 全5冊 新品セット
▶︎ 今読み進めている年代別コミックシリーズ。
アテクシの感想はこちら → 50年代 60年代