恐らく、私にとっての初めての「引き寄せの法則」デビュー本は、この本だったと思います。それから色々な「引き寄せの法則」関連の本を沢山読み、エイブラハムのチャネラーであるヒックス夫婦が書いた、物語で読む引き寄せの法則「サラとソロモン」シリーズを昨年読み、すぅ〜っと腑に落ちた後は、実践を繰り返して遊んでおりました。
常々私の興味をひいていたのは、引き寄せの法則とアファメーション、ヴィジュアライゼーション、瞑想、そしてホ・オポノポノの関係性を、もっと明確に理解し言語化したい‥!ということでした。そんな中先日ふと、エイブラハムの引き寄せの法則の本をもう一度読む、というインスピレーションを受けて、今回とても久しぶりに本書を手にとってみました。
まずびっくりしたのは、1ページ目にあったこの箇所。
”さらに幸福の原則を尋ね、学び、学んだことを地球上に広めたいと望むあまりに、とうとうヘイ・ハウス出版を創設したルイーズ・ヘイに、特に本書を捧げる。ヘイ・ハウス出版のおかげで、世界にこれほど多くの喜びを伝えることが可能になった。”
私は故ルイーズ・ヘイ女史のアファメーションが大好きなのですが、まさか原書のエイブラハムの引き寄せの法則シリーズが、ヘイ・ハウス社から出版されていたなんて‥!確かにルイーズ女史の本「ライフヒーリング」には、エイブラハムやヒックス夫婦のことが書かれてありましたし、ルイーズさんが語っていることは引き寄せの法則と繋がっていたのですが、今まで気付かなかった‥。きっと有名なお話なのでしょうが、私にとっては今更ながらビックリな繋がりでした。
“初めは黙って何かを考えていても、長時間考え続けていると、ほかの人との話題にそれが出てくることに気づくだろう。「引き寄せの法則」が似たような波動の人たちを見つけ出して、あなたの元へ引き寄せるからだ。何かに思考の焦点を定めていれば、その思考はだんだん強力になり、引き寄せの作用点も強力に働いて、その思考の証しが人生経験のなかにはっきりと現れてくる。”
“あなたがたは今いる場所から、どこへでも行きたいところへ行くことができる。今どこにいようが、どんな状態であろうが、それは変わらない。そのことをあなたがたが理解する助けをしたいとわたしたちは思っている。いちばん重要なのは、あなたがたは今現在の精神状態や姿勢を基盤として、そこを元にいろいろなものを引き寄せる、ということだ。そこを理解しなくてはいけない。強力で一貫性のある「引き寄せの法則」は、波動で構成されるこの宇宙の万物に働いている。だから波動が一致する人々が集まり、波動が一致する状況が集まり、波動が一致する思考が集まる。それどころか、あなたがたの人生のすべては、ふと心に浮かぶ思考から電車やバスや道路で出会う人たちまで、すべて「引き寄せの法則」働きによって生じている。”
“あなたの時間の大半はデータを集めるのに使われるだろう。自分の欲求はなんなのかを決めるためのデータだ。あなたの本当の仕事は、自分が望むものは何かを決め、次にそれに焦点を定めること。”
“強い感情を引き起こさない思考には、大きな磁力はない。言い換えれば、あなたのすべてには潜在的な創造力というか可能性を引き寄せる磁力があるが、強い感情と組み合わさった思考がいちばん強力だということだ。すると、あなたの思考の大半はあまり大きな力を持っていないことになる。多かれ少なかれ、既に引き寄せたものを維持しているだけだろう。”
“わたしたちが「幸せな気持ち」というのは、うれしくて飛んだり跳ねたりするような状態のことではない。高揚した軽やかな気持ち、すべてが順調だという気分を指している。”
“いや、夢のなかでは創造していない。眠っているとき、あなたの意識は物資世界の時空という現実から離れている。眠っている間は、あなたは物事を引き寄せてはいない。
あなたが考えること(したがって感じること)と、あなたが引き寄せていることはいつも一致している。また、夢のなかで考え感じていることと、人生経験のなかに現れていることとも一致している。夢はあなたが何を創造したか、何を創造するプロセスにいるかを垣間見せてくれる。だが、夢を見ているときには、創造のプロセスは進行していない。”
“これは「道を敷く」とわたしたちが言うプロセスだ。現在にいるあなたが未来に思考を向ければ、あなたがその未来に達したとき、未来には既に道が敷かれている。あるいは自分のための準備が整っている。だから、あなたが今日経験することの多くは、昨日あるいは一昨日あるいは1年前、さらにはその前…にあなたが今日について考えた結果だということになる。”
今回改めて何年ぶりかに読んでみたのですが、実践する中で感じていた細々としたモヤモヤや疑問に対する答えを得ることができて、「なるほどー!」と気付きも多くて楽しかったです。何度も書いていますが、つくづく本は、読み手の「その時」の状態によって得られる情報の内容も質も、本当に大きく左右されるのだと痛感しました。それにしても、個人的にマスター本だと思い何度も読んでいる「引き寄せの法則の本質」と本書は同じシリーズなのですが、どうも読んでいて受ける印象が違うなぁ‥と思っていたら、なんと翻訳家さんが別の方でした。これが翻訳家さんのによるものなのか、はたまた、原書にあるエスターさんが受け取ったエイブラハムの情報の種類(言葉のチョイス)が違うのかは分かりませんが、個人的には本書を読むのが少し大変でした‥。
引き寄せの法則 エイブラハムとの対話
▶エイブラハム・シリーズがソフトバンクの出版社から出ている、ということが大変興味深いです
引き寄せの法則の本質
▶個人的にはやはりマスター本はコレです
サラとソロモン
▶ヒックス夫妻のこの引き寄せを物語で読むシリーズもおすすめ。特に3冊目が◎ Kindle Unlimitedで無料で読めます
私はできる!―すべてをかなえる「おまじない」 – ルイーズ・L・ヘイ
▶ヘイハウス社を設立したルイーズ女史によるパワフルなアファメーション集。引き寄せ強化に◎
ライフヒーリング – ルイーズ・L・ヘイ
▶ルイーズ女史の壮絶な過去とヒーリングメゾットについてはこちら