5年ほど前に出版された本書。
おそらく以前、この本のタイトルをどこかで見かけたことがあったからなのでしょうか??
最近ふと見かけたときに、何とな〜く気になったので手に取ってみました!
内容はタイトルのとおり、私たちの身近にあるモノの原価、利益率が簡単にサックリと掲載されています。
特に経済について深堀はされていないので、物足りない!と感じる人もいるかもしれませんが、表面的なモノの価値についてざっと概要をつかみたい人には優しい入り口となっているかもしれません。
読んでいて感じたことは、(もう既に世の中はそうなっていますが‥)、これから、物質的な「モノ」の生産量と売買は、益々少なくなっていくのだろうなぁ、ということ。
これから大きな経済をまわすにしても、小さな経済をまわすにしても、物理的な手元や根っこの部分はスケールダウンしてゆき、1人1人がもっと独立して力を持っていくのだろうなぁ、ということ。
本書を読んでいて、そんなイメージが、何となくですが、浮かんできました。
「モノの原価」がまるごとわかる本
▶ 決して旬の内容ではありませんが、既に時代は変わっているのだということを感じさせてくれ、この先の未来を様々に想像するキッカケをくれる1冊です。
いよいよローカルの時代―ヘレナさんの「幸せの経済学」
▶ こちらはもっと昔の11年前の著書ですが、内容はこれからの時代を生きるヒントが含まれているかもしれません☺