エイブラハム未読本制覇を目指して、今回手に取ったのは本書「新訳 願えば、かなうエイブラハムの教え」。
原書は、2004年に出版された「Ask and It Is Given」 で、日本では2007年に1度出版されている「運命が好転する 実践スピリチュアルトレーニング」の新訳・新装改訂版にあたります。
エイブラハムが提案している基本の願望を現実化する3ステップは下記の通り
1. 求める
2. 答えが与えられる
3. 与えられた答えを受け取る、許可する
この1と2は自動的に行われている、といわれているのですが、
3の「受取、許可する」ためには、私たちは自分の波動を整え、願望と同じ周波数にチャンネルを合わせないと受け取れない、といわれています。
この3がミソで、いかに抵抗エネルギーを手放せるか?!が重要なのですが、これが1日でマスターできる代物ではなく、習慣化された自分の認識法、思考のクセ、反応のクセ、感情のクセなどを変える必要があったりと、結構な訓練を要する部分だと個人的には感じています。
本書は、この3の部分に対して、とっても具体的な実践方法を非常に細かく紹介してくれています。
前回も書きましたが、私はこれまでソフトバンク傘下のSBクリエイティブさんから出ているエイブラハム本ばかり読んできたので、本書を読んで、あまりにも重要な情報の多さにまずビックリ!
いや〜、これを知らずして、エイブラハムも引き寄せの法則も語れない‥!
「出会えて良かった‥!」という気持ちと、「もっと早く知りたかった!」の正直ミックスフィーリングです‥!
本書が提案しているワークは一見すると「地味」で「面倒くさい」のですが、実践すればするほど、奥が深いです‥!
とても役に立ったのは、本書に掲載されている、波動が異なる感情スケールの一覧表。
確かに私たちの全ての感情を言葉で表したり、どれが低くて高いのか、なんて、完璧に言い表す事はできないと、エイブラハム自身も書いていましたが、それでも、別の感情から別の感情へ移動するときに、一足飛びでジャンプするのではなく、1つ1つ丁寧に上へ上がっていく(抵抗エネルギーを手放していく)ことを意識していると、自分の感情を置いてけぼりにすることなく、スムーズに無理なく、3の受取モードに移動することができます。
そうそう、本書の帯には、エイブラハムの多くの本の出版元であるヘイハウス創設者・故ルイーズ・ヘイ女史や、「こころのチキンスープ」の著者ジャック・キャンフィールドさんがコメントを寄せているのですが、そこには2017年にスピリチュアル界から引退されて伝統的なクリスチャンになられたドリーン・バーチュー博士のお名前も。
もしドリーン博士が、エイブラハムの全ての書籍を読んでいたり、アイディアを真に理解していたとしたら、あのような極端な方向転換はしなかったのではないかなぁ‥‥なんて、本書を読みながら1人勝手に思ったのでありました。
新訳 願えば、かなうエイブラハムの教え―――引き寄せパワーを高める22の実践
▶ エイブラハムを既にご存知の方にも、初めましての方にも、おすすめでマスト・バイな1冊です!
運命が好転する 実践スピリチュアル・トレーニング
▶ 旧訳版はこちら!読みにくいと評判(?)らしいのですが、どこがどう変わったのか、私もいつか読み比べてみたいです!
お金の心配のない現実を作る方法
クリエイティブを仕事にする方法
▶「思考は現実化する」「ポジティブシンキング」のエッセンスが常に流れていたドリーン博士の著書たち。
人が「ポジティブ」や「善」に執着してしまうとき、自分の感情を蔑ろにしてしまったり、「ネガティブ」や「悪」と闘ったりコントロールしようとしてしまい、色んな面で精神バランスを崩してしまうのかもしれませんね‥。
改訂新訳ライフヒーリング(旧ライフ・ヒーリンク゛)
私はできる!
▶ エイブラハムの教えのエッセンスを持った、ルイーズ・ヘイ女史の素敵な2冊✨
癌やレイプなど、自身の壮絶な経験を、どんな風に好転させてきたのか?が詳しく記されています☺
おすすめです♡