ヴィジュアルで表現されているので、とてもイメージがしやすい「引き寄せの法則」の入門書です。
特にピンクとグレーのオーラは、「望む方向に思考を向けているのか」「望まないことを引き寄せているのか」を理解するのに、とても分かりやすい方法だと思いました。
引き寄せとは?と分からない人にも、色々本を読んだけどなんとなく掴みきれない‥という人にも体で理解できる気がします。 絵柄が可愛いのも◎
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ヴィジュアルで表現されているので、とてもイメージがしやすい「引き寄せの法則」の入門書です。
特にピンクとグレーのオーラは、「望む方向に思考を向けているのか」「望まないことを引き寄せているのか」を理解するのに、とても分かりやすい方法だと思いました。
引き寄せとは?と分からない人にも、色々本を読んだけどなんとなく掴みきれない‥という人にも体で理解できる気がします。 絵柄が可愛いのも◎
リルー・マセによる『引き寄せの法則』実践記録である本書。ロンドンに住むフランス人の彼女は、ある日突然会社をクビにってしまうところから、話はスタートします。最初こそ動揺するリルーですが、長年『引き寄せの法則』を学び実践し、既に沢山の夢を叶えてきた彼女は、これは自分らしい仕事を引き寄せる絶好の機会と捉え直してそれを実行してゆきます。
本書は、解雇を言い渡されてからの30日間、彼女がどんな風に不安をやりすごし、希望を見いだしながら『引き寄せの法則』を使い、夢を叶えていったのか。リアルタイムの日記(ボイスレコーダーで録音し、文章に書きおこされたもの)を読む事ができます。
『引き寄せの法則」実践者でなくとも、前向きに進んでいこうとしているリルーの姿に、読んでいて元気が出てくる明るい内容になっているのではないのかな、と思います。現在自分のYouTubeチャンネルを持ち、世界中のスピリチュアルティーチャー達をインタビューして回っているリルー。彼女のチャーミングな容姿も、個人的に見ていて何だかハートがホッコリしてしまいます。
「マイブーム」も、「ゆるキャラ」も、何となく私たちの日常生活に浸透している言葉ですが、そもそもの発起人は、この、みうらじゅん氏だったとは!彼がこれらの言葉を作った当初の意味とは、また別の生き物となって現在世の中に深く馴染んでいる様子が、とてもとても面白かったです。しかもご本人もあまりこだわっていない様子が、また素敵です(笑)
「みうらじゅんって一体何者???」という疑問符を人々に浮かばせつつも、実はやってることは至って真面目なセルフプロデュース業!「一人電通」と呼ぶ、みうらじゅん式接待も、日本的なルールにしっかり基づいています。とても地道な手順をを踏んで、未だこの世に存在していない「ない」もの達に名前という命を与え、時間を掛けて育ててゆく様子に、物事の大切な基本の「き」を教えて頂いた気が致します。
大きな事も、小さくて地道な道のりから。仏教にも通じる「自分を無くす」という行為を通して立ち上がってくる”形”。多くの人達がアクセスできる、仕事だけに限らず、人生の色んな部分に繋がる、アイディアとユーモアが含まれた本だと思います。面白かったです!
昨年カヒミカリィさんのブログで紹介されていた事で、個人的に知ることとなった片付けコンサルタントのこんまりさんこと、近藤麻理恵さん。TIME紙が選ぶ最も世界に影響を与えた人物の1人にも選出され、彼女が提唱する「ときめく片付けの魔法」の本は、全米1位、世界38カ国で翻訳され、各国での公演などもされて活躍の場をどんどん広げているようです。
昨年末、情熱大陸でも紹介されたこんまりさんの姿は、まるで片付けを通して、私たちの心の内を整えるのを助けると同時に、滞ってしまった地球上のエネルギーを、浄化している巫女さんの様にも見えました。
私もこんまりさんの本を片手に片付けをしたのですが、「ときめく?ときめかない?」と部屋にあるひとつひとつの物を手に取って自分自身に聞いていくと
今まで様々な理由によって、中々手放せなかった物達。それらを「ときめき」基準で測ることで「今までどうもありがとう」と感謝を持ってスーっと手放せることができたのです。「ときめくかどうか?」と自分に聞く、とてもシンプルな行為ですが”ひとつひとつの物を手に取る”、という物理的な行為が、より自分の素直な「ときめく」感覚と、内なる自分自身の声に繋がるのを助けてくれている気がしました。片付けを通して、もう一度、自分は何を好み、何を望んでいるのかを改めて発見して行く面白い旅のようでした。自分の好きな物しか残っていない、片付け終わった部屋はスッキリ整頓できたことは勿論ですが、それ以上に今の自分自身と調和したエネルギーに満ちていました。
まるで、この世で一番のパワースポットかも??と思える程で今まで自分の部屋に居ても「何だか落ち着かない‥」と感じていた私にとってそれはとても大きな変化でした。「ときめく」感覚を指針に自分の身の回りの物を選択するプロセスは、片付け終わった後の生活のあらゆる面での選択基準にも大いに影響を及ぼしてくれました。「ときめかない」人間関係や集まりには、自然と足が向かなくなり、これまで勇気が出なかった「ときめく」ことに手を伸ばす事が出来たり。
それは「ときめかないもの」を手放し「ときめくもの」を望む、というとてもシンプルな姿勢。この一見、片付けを通した些細な選択の積み重ねですが身体と心を使った行為を通して、「ときめく」感覚が自然と習慣化し自分のものにしてゆけるのだと思います。
部屋を片付け終わった後に「自分がやりたかったことに気付いた」という人がいたり、こんまりメゾットはリバウンドが無い事が売りだというエピソードも何だかとてもうなずける気がします。一番近い存在なのに、誰よりも遠のいていく自分自身を感じた事はあるでしょうか。
人生の中で、時々迷子になる様な感覚が、私には有りました。
「自分は何が好きなのか分からない」
「人生で何をしたら良いのか迷っている」
「漠然とこれからどうしたら良いのか分からない」
「とにかくモヤモヤする!」
そんな時にこそ是非おすすめしたい、こんまりメゾット「ときめきの片付け術」です。お部屋が綺麗に片付く頃には、きっと今はまだ気付けていない自分自身と出会っていることと思います。
本の名前は一昨年くらいから、よしもとばななさんの帯紹介や、友人を通じて知っていたのですが、実際本を手に取ったのは今回が初めてでした。「スピリチュアルかあさん」と「スピリチュアルかあさんの今よりもラクに生きる魔法」の2冊を今回読みました。
作者である大野舞さんは、よしもとばななさんの「花のベットでひるねして」の表紙や、「日本の神様カード」や「日本の信託カード」等のイラストを描かれていたのですね!日々繰り広げられている娘である作者と、スピリチュアルなお母さんとの珍道中(?)やスピリチュアルな学びの数々が、とても読みやすい漫画で描かれていたので、こんなユニークなお母さんがいたら、さぞ毎日が彩り豊だろうな〜!なんて思いながら、一気に楽しく読めました。
お母さんである大野百合子さんも本をいくつも出されてる方ですが、まだ個人的に読んだ事が無いため、彼女のスピリチュアルな力が一体どんな種類のものなのか、ちょっと分からないのですが(マンガの中ではとても幅広く取り組んでいらっしゃる、という印象でしたが‥)、この漫画と、お二人のあとがきを読んでみて、この活動の奥にある想いは、「みんな自分自身であることを楽しみましょう!人生を楽しみましょう!」というメッセージなんだな〜と思いました。それは以前、よしもとばななさんが森本千絵さんとの対談で話していた、「その人の個性を使って、もっているものを全部使いきってから死んで欲しい。みんな全部、生きて欲しい」という言葉とも繋がっているのかもしれないな、と思いました。
以前、石井ゆかりさんがどこかで、こんなことを書いていました。
”だます人が突いてくるのは、人の恐怖心、不安感、コンプレックス、劣等感など。これらを簡単に消そうと言ってくる人に出会ったら、警戒して下さい。逆にこれらを尊重し、更に共に見つめてくれる人に出会ったら、その人は貴方が心から信頼し愛する価値のある人だと思います。”
”スピリチュアル”の名の下、様々な人達が、色々な活動をされ、そこに込められた考え方も多種多様です。私が惹かれるのは、スピリチュアルという看板を掲げていても、掲げていなくても、目指すところが、人々が少しでも自分自身であれる様に、幸せであれる様に、という祈りが込められている活動なのだと、改めて「スピリチュアルかあさん」を読んで感じました。漫画の中に素敵な言葉があったので、ここにシェアさせて頂きます。
”変でけっこう!”「ああ、あの人変わってるよね〜、だから仕方ないか」とまわりに思われたらしめたもの。私たちは、全員が天才芸術家。「私はわたし」「これでいいのだ!」
だから「ポジティブでいなくちゃ」という思いにとらわれる必要もないの。同じ様にその世界にはどっちが優れているも劣っているもないから「人と自分を比較する」意味なんてなくなる。ユニティの時代には。ただ「真ん中」にいればいいの。二元にふりまわされない ニュートラルな世界。そこにいるのは、ありのままの裸の自分だけ。統合の世界にはポジもネガもない。