先日、ひょんなことからSNSで見かけた安藤美冬さん。今何してるのかな〜??と懐かしくネットを検索してみるも、彼女のSNSアカウントは全て停止状態。オヨヨ‥??と思い調べてみると、2017年に行ったバシャールとの対談後、これまでの働き方ができなくなってしまった、とのこと。これは気になるー!ということで、今回本書を手に取ってみました。
実は以前から本書「未来を動かす」の存在は知っていたのですが、4次元に生きているという宇宙人バシャールは何となく肌に合わない感じがして(チャネリングしてるダリル氏の映像がちょっとザ・オカルトちっくで怖かったのです‥🙄 笑)、正直な所これまでちょっと嫌煙していました。ところが先日、これまたたまたまYouTubeに上がっていたバシャール名言集や、大好きなリルー・マセ姐さんがダリル・アンカ氏(バシャールのチャネラー)をインタビューした映像を見てみる機会があったのですが、話している内容がエイブラハムと重なる所も多く、「あ、バシャールは怖くはない!」とやっと感じることができました。
そんなこんなで、バシャールと安藤美冬さんの対談本を、やっと手にとった今回。既にバシャールの読者の1人だった美冬さんですが、本書のあとがきにも書かれている通り、ご本人は「スピリチュアル未経験」。そんな美冬さんがインタビュアーなので、いい意味でスピっていないので、質問がとてもこの世的。それが個人的には読んでいてとても新鮮でした。スピリチュアルって?と疑問符が浮かんでしまうような人にも良さそうなバシャールの宇宙理論入門書です。
私にとっても今回が初バシャール本。並行現実のイメージや、時間の概念のイメージは視覚的で分かりやすく、またトランプ大統領という存在についてのユニークな役割の視点も、なるほど〜!と読んでいて楽しかったです。ただ、チャネリングしているダリル・アンカ氏の言語域のせいか、はたまた英語翻訳のせいか、私にとってバシャールの宇宙理論はとてもロジカルな印象がしました。言語表現が個人的には少し複雑に感じる場面もありましたが、できるだけ言葉の奥にあるイメージを想像しながら、4次元に追いつこうとしています(笑)。
宇宙に存在している多様な意図を持った存在たち。宇宙から見れば、私たちも宇宙人で、私たちもその多様性の一部ですけれど、本当に色んな存在達がいますね。それぞれの魂の旅は想像以上にカラフルで、時空という幻想を超えて、「今」という瞬間の中で不思議と交差してゆく。面白いですね!
”あなたの目の前に座っているチャネル(ダリル)は、私の過去世のひとつの流れをくむ存在です。皆さんの質問に、流れという観点から答えると、私には皆さんが未来世と呼ぶ転生がシリウスにあります。シリウス系と関係のある体を持つ未来世と、体を持たない未来世の経験の両方を意識として体験しています。そして、ファーストコンタクトのスペシャリストとして、どこの文明にいる別の自分であってもコンタクトすることを選びます。その人生の体験をダウンロードし、その文明を理解するようにしています。おたがいにあまりにもエイリアン(異質)でないようにしたいのです。そういうさまざまな転生の体験をすることは、私の仕事の一部でもあります。そして、もちろん、私の喜びの一部でもあります。”
バシャール
そして、ふと思い出すのはこの詩‥
二十億光年の孤独 谷川俊太郎
人類は小さな球の上で
眠り起きそして働き
ときどき火星に仲間を欲しがったりする
火星人は小さな球の上で
何をしてるか 僕は知らない
(或いは ネリリし キルルし ハララしているか)
しかしときどき地球に仲間を欲しがったりする
それはまったくたしかなことだ
万有引力とは
ひき合う孤独の力である
宇宙はひずんでいる
それ故みんなはもとめ合う
宇宙はどんどん膨らんでゆく
それ故みんなは不安である
二十億光年の孤独に
僕は思わずくしゃみをした
未来を動かす バシャールが新たに語る、「最高の人生」にシフトする方法。
▶バシャール通や宇宙人大好きな人にはちょっと物足りない内容かもしれませんが、地球に飽きた&宇宙人とのファーストコンタクトの方には良い入り口かと!
冒険に出よう 未熟でも未完成でも“今の自分”で突き進む。 U25 Survival Manual Series
▶この本を読んだときは、まさか安藤美冬さんもスピリチュアルな生き方をするとは想像もしておりませんでした‥!
自分の中に毒を持て
▶ 美冬さんがこの本を読んで会社を辞めたと知って、私も読んだ美術家・岡本太郎さんの著書。芸術は爆発だ!
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図
▶宇宙人?スピリチュアル?胡散臭い!という方は、ロンドン・ビジネススクール教授による2025年の働き方予言書をどうぞ!
ぼくはお金を使わずに生きることにした
▶ もうお金なんて!という人には、マーク・ボイルさんのお金を使わないで生きる実験書をどうぞ!
二十億光年の孤独 (集英社文庫) – 谷川 俊太郎
▶記事のラストで紹介した、谷川俊太郎先生の有名な詩。これ、大好きです♡
WhatではなくHowで生きる「自分ブランディング」の作り方とは【安藤美冬さんインタビュー第1回】
「 SNSの完全離脱」後に出会えた”本当の自分らしさ”とは【安藤美冬さんインタビュー第2回】