これまで、色んな手帳を試したり、自分でカレンダーをプリントしたり、ToDoリストを作ったりしてきましたが、なんだかしっくりこないー!と、何年もモンモンとし続けておりました。
ひょんなことから知ったバレットジャーナルを、今年から始めてみたのですが、時間の捉え方がすっかり変わったり、自分の行為をもっと意図的にコントロールできるようになって、本当に大助かりでございます‥!
個人的に大いに気に入っている点は、既存のフレームの中に自分の予定や思考を無理矢理押し込めるのではなく、日々書き加えたり変更したりして自分流にアレンジできる、その自由度の大きさです。
これまで、marieさんの「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル」や「ロイヒトトゥルム1917ではじめる箇条書き手帳術 もっと自分を好きになる! バレットジャーナル完全ガイド」を見て、やり方を学んで来たのですが、今回は、そもそもの本家本元でバレットジャーナルの発案者であるラダー・キャロルさんの本「バレットジャーナル 人生を変えるノート術」を手に取ってみました!
ライダー・キャロルさんが、幼少期に注意欠陥障害(ADD)という発達障害の診断をくだされ、日常生活を送るのに苦労した経験から、思考を整理するために試行錯誤して編みだしたという独自のノート術「バレットジャーナル」。
本書は、バレットジャーナルのノートの使い方は勿論、バレットジャーナルにまつわるエピソードや、ライダーさんの個人的な哲学などなどがギュっと1冊にまとめられた、本当に盛りだくさんの内容になっています。
まるで論文の様に、随所随所に素敵な引用が鏤められているので、読んでいるだけでも、何だかちょっと賢くなったような(?)気分になります(笑)
バレットジャーナルのノート術は、日々のスケジュールの管理や個人的な記録をまとめるのに、とても使いやすいシステムを提供してくれます。
でも、今回この本を読んでみて、バレットジャーナルの本質的な魅力は、そのシステムの先にあるもの、なのだと思いました。
そもそも「この人生で一体自分は何がしたいのか?」という本質的な問いがけによって己を知る力や、本当に望む目的の「的」を絞る力、それを叶えるための日々のスケジュールを管理する力を与えてくれること、それこそがバレットジャーナルの魅力なのだと気づかされました。
”自分がなにを目標に努力しているのか、しっかりと把握しなければならない。フルスピードで運転しているからといって、正しい方向に向かっているとはかぎらないのだから。”
”ある物事についてじっくりと検証する時間が少なくなればなるほど、あなたはそれについての理解を深められなくなる。だからこそ、「自分の人生をどのようにすごすか」という疑問に答えるには、ペースを落とし、時間をかけてじっくりと考えることが肝心なのだ。”
物も情報も沢山溢れた中で生活していると、何が自分にとって大切なのか、この人生で何がしたいのかが、分からなくなってしまうことも多いかもしれません。
近藤麻理恵さんの「ときめく片付け術」は、お部屋の片付けを通して、自分のときめく感覚を活性化させ、自分の人生にとって本当に大切なものは何かに気づかせてくれますが、「バレットジャーナル」はノート術を通して、「いまいる場所」から「行きたい場所」のあいだにある溝を埋める力を与えてくれます。
”自分に変えられるものを知るには、まず、自分で「コントロールできるものはなにか」を理解しなければならない。”
バレットジャーナルは、どんなライフスタイルにも、どのライフステージにいる人にも使えるノート術です♡
バレットジャーナル 人生を変えるノート術
▶バレットジャーナルとは?という人も、既にバレットジャーナルを始めている人にも超絶お勧めの1冊です♡
「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル
▶バレットジャーナルのノート術を、シンプルに知るには、とても分かりやすい1冊です♡
ロイヒトトゥルム ノート A5 ドット方眼 バレットジャーナル ブラック
ロイヒトトゥルム ノート A5 ドット方眼 ブラック
▶バレットジャーナルに必要なIndexページや、ページナンバーが既にプリントされているノート、ロイヒトトゥルム☺
人生がときめく片づけの魔法 改訂版
人生がときめく片づけの魔法2 改訂版
▶部屋を片付けることは、思考を整理することでもあります。
こんまりさんこと近藤麻理恵さんが提唱する「ときめく片付け術」は、「自分にとって大切なものは何か?」を知るための「ときめき感度」もアップします♡