お薦めされて何気なく読んでみた「ガイアの法則」シリーズ。よく分からないまま読みはじめた本書は、東北地震を1年前に予測したという著者による、シュメールの最高神官とのチャネリング?本で、会話形式で2冊とも綴られています。
地球は定期的な周期でスピンし、その時々の時代で主権を握る土地(国)が正確に移動している、という考えの元、新時代に世界をリードしていくのはこの日本だと語られています。
シュメールの神官曰く、「日本列島は地球の起点。 日本人は地球の手足となって、地球の核意識につながるのだ」
(私)‥お、重い!!
最初は、「え、何これ?!また『アルクトゥルス人から地球人へ』みたいな、ビックリトンデモ・チャンネリング本ですかー!!」と思いながら、一元の世界観(全体主義)や、運命論、物質的宇宙論に気持ちが重たくなりながら読んでいたのですが、巻末には下記の表記が。
ず、ずるいですー!
最初から「これはSFです」ってちゃんと書いて下さいー!!
本書を通して、シュメールの最高神官というキャラクターは、かつての自分たちの文明が持っていた叡智をたくさん教えてくれているのですが、その中には面白いなぁと思うこともあれば、頭痛くなっちゃうなぁと感じるものも(笑)
本書の中で、シュメールの神官自身も語っていましたが、これからやってくる(であろう)女性性の世界は、自分たちもまだ体験したことがないものである、ということ。
そんなシュメール神官が語る、女性性の世界観や、女性の自由は、私にはちょっと男性性が強いなぁと感じる部分も多く、疑問符が残っています。
それにしても、シュメールにしてもレムリアにしても、かつて滅んだ文明に生きていたという神官や巫女たちの意識は、時空を超えて、まだ元気に生き続けていて、叶わなかった理想の再現を願う彼らの想いが、こうして現代の私たちの意識に影響を与えているのでしょうか‥(妄想)。
個人的に何となく感じていることは、無の境地になることや、(自分の意図を持たず)宇宙や神に全てを委ねる、という生き方を薦めている思想の背景には、こういった、未浄化の(空間に生き続けている)強い意図を持った魂(エネルギー体)の「肉体」として生きる人間を増やす目的があるのでは‥‥(勝手な妄想)。
もしかしたら魂同士で約束をして生まれて来た人もいるのかもしれませんし、霊性を上げるということは、そういうことだとする考えもあるみたいですが、アテクシの霊的レベルでは、まだまだ意図は自分で持ちたい欲が手放せません!
ガイアの法則[I] 日本中枢[135度文明]への超転換
ガイアの法則[II] 中枢日本人は[アメノウズメ]の体現者となる
▶ 運命論や全体主義の思想、SFが好きな方には、楽しめると思います☺
でもマルっと全部を信じちゃうのはちょっとアブナイ香りが‥‥
アルクトゥルス人より地球人へ ― 天の川銀河を守る高次元存在たちからのメッセージ CD付
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SFと割り切って楽しむか、真実と信じるかは、あなた次第‥‥!
マグダラの書 ― ホルスの錬金術とイシスの性魔術
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