新聞の広告に載っていた本書「101人の、泣いて、笑って、たった一言物語」。
何か明るい話が読みたいなぁ〜!とちょうど思っていたアテクシは、気になって本書を今回手に取ってみました。
本書の監修者である志賀内泰弘さんのプロフィールを見ると、”「思いやり」でいっぱいの世の中をつくろうと、思わず人に話したくなる感動的な「いい話」を探して東奔西走中”とありました。
これまでの著書は、『No.1トヨタのおもてなしレクサス星が丘の奇跡』 『5分で涙があふれて止まらないお話』 『毎日が楽しくなる17の物語』 『眠る前5分で読める 心がスーッと軽くなるいい話』 『「いいこと」を引き寄せるギブ&ギブの法則』などなど。
更には「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」という運動もされているとのこと。
一貫して世の中の「いいお話」を紹介されていらっしゃるそうです。
”プチ紳士・プチ淑女とは、ついつい見過ごしがちなほどの、小さな小さな親切をする人のことです。
まず親切な人を捜して次は自分が真似をする。
そして「世の中を思いやりでいっぱいにしよう」という活動です。
http:www.giveand give.com/ ”
上記の「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」運動が主宰した『あなたの心に響いた「一言コンテスト」』で入選された10年分のエピソードの中から厳選された100選と、監修者である志賀内さん自身のエピソードを加えた、計101編が本書では紹介されています。
そこには身近な人の何気ない「一言」や、偶然居合わせた見ず知らずの誰かの優しい「一言」、もう会うことのできない人からの何十年も前の印象的な「一言」などなど、その多種多様なエピソードに、読んでいてハートがぽかぽかと温かくなったり、思わず涙がほろりと流れてしまいました。
人との出会いも、言葉との出会いも一期一会で、何気ない一言が人の人生を変えたり、生きる力にもなっているということ。
そして、優しさは人から人へと伝染し、拡大していくのだということ。
読んでいると自然と、「私もこんな風にできるようになりたい」「もっと大切に瞬間瞬間を生きたい」「言葉をもっと大切に使いたい」などと思えてきて、柔らかい気持ちになりました。
人生には色んな出来事や要素がありますが、「どこ」に焦点を定めるかで、そこから見えてくる景色は全く別物になるのだということ。
ちょっと疲れてしまったり、ぎゅっと固くなってしまったハートに、温かい風を届けてくれる、そんな優しい1冊です。
101人の、泣いて、笑って、たった一言物語。世の中捨てたもんじゃない!
▶ 普段の日常生活に潜む奇跡や、大切で特別な瞬間の数々。
現実は小説より奇なり!
誰かに言って貰いたかった「一言」や、いつか誰かに言ってみたい「一言」が見つかるかもしれません☺
No.1トヨタのおもてなしレクサス星が丘の奇跡
毎日が楽しくなる17の物語
「いいこと」を引き寄せるギブ&ギブの法則
5分で涙があふれて止まらないお話
眠る前5分で読める心がほっとするいい話
眠る前5分で読める 心がスーッと軽くなるいい話
▶ 監修者・志賀内泰弘さんのその他の著書はこちら!
ARIA The ANIMATION
ARIA The NATURAL
ARIA The ORIGINATION
▶ 思い出されたのは、アニメARIAシリーズ。
こちらも、普段の日常生活の中に潜む美しさに気づきやすくしてくれる作品です♡
アテクシの感想は コチラ