大好きなカヒミ・カリィさんが、愛娘ニキちゃんの成長を綴ったフォトエッセイ集「にきたま」。ブログをずっと読んでいたので、所々内容は重複するところもあったのですが、カヒミさんのニキちゃんのすべてを包み込むような温かい愛は勿論、カヒミさんを通して教えてもらえる育児に関する情報は、とても貴重な内容でした。
改めて、これまでカヒミさんの身に起きた不思議なご縁の数々を読んでいて、人と人を強く結びつけているものや、時空を超えた(と感じられる)人達との出会いは、本当に面白いなぁと感じました。巻末のアーユルヴェーダの蓮村誠先生や、坂元美雨さんとの対談もとても面白かったです。
本書は”子育て”をキーワードに綴られていましたが、(カヒミさんも書かれていたように)突き詰めてゆけばそれは”親育て”でもあり”自分育て”でもあるのだということ。カヒミさんのこれまでのエッセイもそうですが、様々な経験を通して自身を磨き続けている姿がとても美しいです。
付録についていたCDでは、カヒミさんとニキちゃんのデュエットや朗読を楽しむことができます。プロの歌手でもあるカヒミさんも顔負けの(?)堂々としたニキちゃんの声がキラキラと響いてきて、聴いているととても心地よかったです。カヒミさんがエッセイ内で何度も書いていた「三枚目で、ひょうきんで、優しくて‥」というニキちゃんの性格を、(もしかしたら写真よりも深く)触れることができたような気がしました。
にきたま – カヒミ・カリィ
▶カヒミさんが撮った表紙の写真も可愛いです♡
小鳥がうたう、私もうたう。静かな空に響くから – カヒミ・カリィ
▶旦那さんであるタップダンサー熊谷和徳さんとの出会いはこちらで触れられています♡